――痛い。痛い。とてもいたい。
でも、負けない。でも負けられない。
私の背中で人間達が戦ってる。
私を信じてくれた、私の大好きな人間達が頑張ってる。
わたしが負けたら、倒れたら――すべては台無しになってしまうのだもの。
……ねぇ、ねぇ。リヴァイアサン。
そんなに怒らないで、そんなに偉ぶらないで、その怠惰に声を聴いてごらんなさい。
澱んだ檻の絶望より、貴方が決めた果ての姿より、きっと素敵なものもあるでしょう?
ここに、きっとあるでしょう。
だから私は、貴方に負けない。貴方がどれ程強くても、私がどれだけ無力でも。
少しでも抗って、浅き夢見し、浮かぶ人間(ひと)の未来を紡ぎましょう。
……うふふ、リヴァイアサン。貴方はわたしを愚かと笑うのでしょうね?
※絶海の死闘が激化しています!
リヴァイアサンの攻撃により水神様が重傷を負いました!