『放蕩王』フォルデルマン三世
幻想の当代国王。年齢は二十一歳。
世襲で若くして国王位を継ぎましたが、本人には覇気も国政への興味もありません。
非常に享楽的で好奇心旺盛。楽しい事しかしたくない、嫌な事は聞こえない、亡国級の暗君です。
優男で人当たりは比較的良く、幻想の支配階級の平均値に比べれば他人への優しさも持ち合わせています。
悪人ではないですが、生まれが悪かった典型的な人。
彼自身にその気は現状まったくありませんが、血統重視の幻想においては実はそれなりの力を持っています。
故に危険な駆け引きを続ける貴族達の危ういバランスの上に君臨出来ています。一応は。