『黄金双竜』レイガルテ・フォン・フィッツバルディ
幻想元老院(貴族院)議長。貴族のみで構成される幻想の意思決定機関の長。
双頭の竜を家紋とする大貴族で、最大派閥フィッツバルディ派を率いる大公爵です。
年齢は六十過ぎ。くすんだブロンドに碧眼。顔色が悪い痩せぎすの小男ですが、眼光は異常な程に鋭く、何処と無く猛禽類を思わせます。
議員資格を持つ門閥貴族達の多くを子飼いにする事で元老院を掌握し、王政である幻想を影から牛耳っています。
基本的に私利を重視するタイプであり、民政家ではありません。その私兵団は国軍にも匹敵し、幻想最強の騎士との呼び名も高いザーズウォルカ・バルトルトを召し抱えています。(政敵であるリーゼロッテとの関係もあり)身辺の警護には特に力を入れており、有能な人物を好みます。
酷薄な性格ですが、目をかけた者には特別な対応をする事もあります。大層なお金持ちでもあります。