過酷な環境に領土があることから、過酷な環境に適応する能力を持つ機械生命体の末裔とされている『鉄騎種』が主要な人口を占めています。
苛烈にして強靭な肉体を持つ鉄騎種を中心とすることから国家の存続には大きな問題はありませんが、経済的に栄え、国と国民の困窮を救う事が鉄帝の悲願となっています。
鉄帝の大きな特徴は国民性が非常に『武力を愛好する』という点にあります。
国家元首たる皇帝位さえ個人の武力によって決定されるため、世襲制ではなく決闘で元首を決定する方法に異を唱える者もおらず代々伝統として引き継がれてきています。
鉄帝では『皇帝は誰よりも強くある』事が求められ、現皇帝を倒したものが新皇帝を継ぐという分かり易すぎるルールの許に敬称が繰り返されていますが、国民たちがそれに納得(むしろ好ましい部類)しているために、このルールを含めた様々な国家性に批判はほとんどありません。
……因みに、現皇帝ヴェルス・ヴェルグ・ヴェンゲルズは現時点において通算百二十四回の挑戦者を退け、この内の何れも殺害及び処分していないそうです。
https://rev1.reversion.jp/page/sestelleisenreich
力こそ全ての価値観で纏まった軍事大国。サーカス事件で力を示したローレット(イレギュラーズ)には興味津々の様子。幻想とは敵国同士だが、ここ暫く戦争は小康状態となっていたが、幻想蜂起事件で謎の黒幕の差し金で幻想と交戦する事に。塊鬼将ザーバ・ザンザと暗殺令嬢リーゼロッテ・アーベントロートの対決は前線の話題に。幻想蜂起事件、戦場で直接ローレットの力を確認した鉄帝国はより強い興味を抱いたようだ。ノーザン・キングスと名乗る無法者が北東部に現れたらしいが、果たして?
https://rev1.reversion.jp/page/story
https://rev1.reversion.jp/page/geniusgame
https://rev1.reversion.jp/page/exgear_nguruzokonohage
https://rev1.reversion.jp/page/gearbasilica_seidoutekuteku
基本設定は公式のマニュアル参照。
地図上だと最北端に位置する地域。広大な原野であり、荒々しく凍てつく峡湾、湿地と険しい岩山ばかりの高原地帯、雪深い針葉樹林などが広がっている。
鉄帝はこの地域にも一応 侵略を行ってはいるが、貧しい土地であるため併呑しても旨味がなく、むしろ負担となる土地のため対応は なおざり。開墾するという話もあったが、結局は開墾しても無駄と判断された。しかし放置すれば国防の問題となるため何もしない訳にもいかない、という微妙な地域。
鉄帝軍人の大半はこの地域での戦闘をせいぜい『演習場』としか見なしておらず、彼等の興味は幻想や天義、ラド・バウへと向いている。鉄帝の兵力は大半が他へ回され、傭兵を雇おうにも旨味がないと断られる。この戦線への勤務を左遷と捉える軍人すらいる。
しかし侵略される側にとっては死活問題であり、少数の部族達が短期間の群雄割拠を経て力ある者を王と定め、おもに3つの部族からなる連合王国ノーザン・キングスを名乗り始めた。
これらの事情により、いよいよ重い腰を上げざるを得なくなったが自分たちで対応するとデメリットが大きい鉄帝は、ローレットに対応を頼むことにした。
大将の名前はシグバルド。おもに戦闘民族ノルダイン・高地部族ハイエスタ・獣人族シルヴァンスの三部族からなる連合王国だが、他にも様々な部族が加入している。鉄帝の侵略に対抗するための連合という体裁を取っているが一枚岩ではなく、不可侵条約もないため、部族間での小競り合いが絶えない。鉄帝軍人と繋がっている勢力すら存在する。
凍てつく峡湾で暮らす部族。人間種や海種が多く見られる。屈強な戦士たちが鉄帝に対抗しながら近隣の村から略奪を繰り返している。冬の海を恐れず、舟で漁村や港を強襲する戦法を取る。在り方としてはヴァイキングが最も近い。
連合の中で最も発言力があり、連合の大将シグバルドもノルダインである。しかし略奪に躊躇がなく、蹂躙に手心がなく、命に対する敬意が徹底的に欠けているため、ノルダインと内部で争う部族が少なくない。
大森林地帯の北部、永久氷樹地帯で暮らす部族。主に獣種と飛行種によって構成されている。「英知の獣人族シルヴァンス」と呼ばれているらしく、知恵がはたらき狡猾、手先が器用で奇襲やゲリラ戦を得意とする民族。
鉄帝から兵器を奪って改造して戦っている。魔動戦騎部隊という部隊を有しており、歩兵やパワードアーマーによる戦力、飛行種の伝令などによって統率が取れたゲリラ戦を仕掛けてくる。
かつては森で暮らす獣人ということで『ホワイトツリーの妖精』と呼ばれていたこともあるらしいが、今は妖精が馬鹿でかい重火器を担いでいる時代である。
雷神の末裔を自称する誇り高き部族。厳しい寒さに晒される高地や山岳で暮らしている。屈強なる体躯の人間種とその気候に適応する鉄騎種によって構成されている。
自然と共存する部族であるため、魔女や妖精遣い、ドルイドなどを有する。勇猛果敢でありながら平和主義である民が多く、戦うことを望まないため連合には否定的。他の部族によって「ハイエスタは鉄帝に何か仕掛けるつもりだ」という偽情報を流された結果、やむを得ず連合に参加している。
戦いを望まないが「誇り高きハイエスタは賊である鉄帝を真っ当な敵などと認めない」というスタンスであるため、必ずしも友好的という訳でもない。また、全てのハイエスタが戦いに否定的という訳でもない。
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/2229
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/2234
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/2262
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/2412
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/3309
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/3443
無辜なる混沌の『大陸』の北部に位置するゼシュテル鉄帝国は広大な領土を誇る軍事帝国です。
古代文明とも呼ばれる伝説の息づく大陸北部は失われた技術が未だ埋もれたまま残されているようです。
これらの一部は軍事利用されており、『極めて先進的な古代兵器』を軸とした破壊力は歩兵の強さと共に鉄帝軍事力の両輪となっています。
鉄帝は一説に古代技術の粋、機械生命体の末裔とされる『鉄騎種(オールドワン)』という機械種が主要な人口を占めています。
鉄帝は国土の大半が厳しい気候にさらされる北部地域に位置しており、経済的には非常に脆弱です。
鉄騎種は過酷な環境に適応する能力を持つと同時に、苛烈にして強靭な肉体を誇り、国民性もあって存続の大きな問題にはなっていません。
しかしながら、経済的に栄え、国と国民の困窮を救う事は彼等の悲願であります。
鉄帝は南部に肥沃な領土を持つ幻想地域への南下作戦を繰り返しています。近年は弱体化の著しい幻想ですが、鉄帝の場合、愚直とも言えるその性質の問題もあり、これまでのらりくらりと搦め手を得意とする幻想を攻略出来ずにいます。天義(聖教国ネメシス)や傭兵(ラサ傭兵商会連合)との紛争や介入も悩みの種です。
鉄帝の大きな特徴は国民性が非常に(特に個人の)武力を愛好するという点にあります。
何と鉄帝では、国家元首である皇帝位さえ個人の武力によってのみ決定されるのです。
鉄帝の皇帝は誰よりも強くある事が求められます。現皇帝を倒した者が新皇帝を継ぐ、という分かり易すぎる程に分かり易いルールの基に継承が繰り返されていますが、国内は非常に安定しており、このルールを含めた様々な国家性について批判は殆どありません。
現皇帝ヴェルス・ヴェルグ・ヴェンゲルズは現時点において通算百二十四回の挑戦者を退け、この内の何れも殺害及び処分していません。
鉄帝国民の最大娯楽は大闘技場ラド・バウにおける死闘の観戦です。
闘技場は複数のランクに分けられて開催されており、その上位に上り詰める事は非常な栄誉をもって讃えられる事です。現チャンプのガイウス・ガジェルドはスーパーチャンプ的位置に置かれていますが、これは『試合中の事故』により多くの不幸な結末が起きた事に起因します。
鉄帝国民の関心事は、果たしてザーバとヴェルスとガイウスが対戦した時、誰が一番強いのかという点です。
しかし、ザーバとガイウスは皇位に全く興味が無く、これまでに『夢のカード』は実現していません。