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爽秋の一時 混沌に舞い降りし特異運命座標諸君へ。 君たちは何処かへと出かけて来たのだろうか。嗚呼、君たちの冒険譚、実に興味深い話だ。 我が幻想の街で秋を探すのかい、それとも鮮やかな月を見る準備をしたのだろうか。 兎も角、だ。 存分に楽しみ賜えよ――無論、私とて君達との歓談を楽しみにしていた。 存分にこの一時を謳歌するが佳い。初心な青年ではあるまいが、私は今、心が躍っているよ。 皆、口々に言うがいい――『ああ、幻想(ゆめ)の如き空間である』と!