「こういうのは、兎に角目立ったもの勝ち!
え? 何時も目立ってる? 今夜はとにかく特にそういう感じだよ!」
「FairyTail Of Phantom……すごいさわぎだったね……
何回も……起こされちゃったかも……zzz……」
「ええと、何々。技術賞、とか書いてあるの。
うむ、発想の勝利というやつじゃな。実際、覚悟抜きには語れぬ故……」
※ほんとにな!
「でも……不思議な事いっぱいで、楽しかったかも……
お祭りがもっと長ければ良かったんだけど……」
「は。こういうモンは腹八分目位がいいもんさ
なあに、食い足りない位なら、来年の楽しみになるだろう?」
「そうだね。それにこれが終われば次のイベントも来るだろうし
そう、布の中身はあくまで秘密だったって事で!」
「上手い感じにまとまりましたの。
これぞ大団円というヤツですの。……ちょっと違いますの?」
「そういう事にしとこうよ。結構目立たみたいで――楽しかったし。
あんなに便利な魔法、何時も掛かってたら大変な事になっちゃうしね」
「次は何が起きるかなぁ。
混沌に慣れたような慣れてないような、不安なような、楽しみなような!
……みんな、そんな感じだよね?」
(ぼくもとってもたのしかった。
またこんなきかいがあったらいいなって……おにいちゃんもいたらよかったのに)
※半径一メートルには言葉が伝わっています。
そうでない人には身振り手振りでそんな感じがしています。