「……、…………、……。
……これは、何かが変わった……変化なのよね?」
「ええ。何となく快挙なのです。
こうしてドン、と出るのはやはりロマンを感じるのですよ」
「こういうの楽しいもんだよね。風にも雨にもサイズにも負けないよ。出るったら出る」
※きらきら。お花もきれいになりますよ。
「……これも日常の出来事の範囲を出ない。『アレ』が出ていない時で良かった」
「来た時はどうなるかと思ったし――今でも、正直複雑だけど。
少しは馴染めたって事でいいのかも知れないわね」
「ルルはとっても楽しいですよ! この調子で隠れたお宝をゲットするのです!」
「記念ですよ」
『……ああ、そうみたいだな』
「何か喋ったらいいのでは?」
『柄じゃない。分かっているだろう』
「そうですよねー」
「今日は」「ツバメ以外」「全部旅人だ!」「偶然と言うか」「びっくりした……」
※ツバメの筆談はギフトにより常人と同じか時にそれ以上に感情豊かに伝わります。