HP | AP | 物理攻撃力 | 神秘攻撃力 | EXF | 防御技術 | 特殊抵抗 | EXA | 命中 | 回避 | クリティカル | 反応 | 機動力 | ファンブル |
1800 | 935 | - | 482 | 12 | 30 | 29 | 5 | 32 | 27 | 11 | 40 | - | 9 |
・行動
移動+アースハンマー(全力攻撃)
称号『あなたはもう勝っていた』
記念品『古い水晶玉』
●Eクラス挑戦!
鉄帝国は閉鎖的な国ではないが、人口の大半が鉄騎種で構成される国家である。
彼等は武力を尊び、肉体的な頑健さに誇りを持ち、物理の強さに大抵の場合強い価値観を感じている。
「……つまりね、そういう所を変えたい訳」
紆余曲折を経てラド・バウのエントリーに成功し、早速一勝負と考えたイレギュラーズの対戦相手となったのは、そんな鉄帝国においては珍しい――目深のローブのとうの立っ……じゃない、妙齢の女性だった。
「ナレーションにもデスポイント一だわ。
兎に角、この国の物理最高いぇは! がどうしても受け付けない訳!
ダイナミックオカルティズム、神秘の地位向上を敢行するわ。脳筋、討つべし」
政治、境遇への不満をイレギュラーズ(こっち)にぶつけられても困るのだが、彼女の取り留めもない主張を纏めるに、彼女は占い師であり、神秘系能力者であり、鉄帝国は脳筋であり、ラド・バウで「おめえ神秘の強さ見せてやんよ畜生め」という事らしい。
というか何より、おばねえさん、物理攻撃力も結構高いよ? グリグリガリガリ動いてくるし。
「使わないからセーフです」
さいですか。
ようやく始まったE級クラスの挑戦――その初戦で何とも面倒くさい相手に当たった気もするが、仕方ない。
少なくとも彼女は雑多なるF級(スチールグラード)を勝ち抜いた歴とした闘士なのだ。
「見せてあげるわ。あなたはもう負けている。
だって、私の占いにもそうでているから!
友達の結婚は当たっても、私はまだ独身だけど!」
……当たるのかい、その占い。
まぁ、これまでの相手よりは強敵だろう、メイビー。
油断はせず、イレギュラーズは華やかなりし武舞場への一歩を踏み出した!
「もし貴方が素敵な男性なら、きっと私は友達から始めましょうと言うでしょう。
もし貴方が勇猛な女性ならば、私はこの夢を貴方に託すでしょう。
無駄にキャラが立ってしまったとか言わないで。無駄に立てることにもたまには意味があるのだから」