「お主は無駄に大きすぎるのじゃ。縮め」
「無茶を言いなさるな、お姫様」
「ふん。我儘を言わずして何の為の姫か」
「……聡明なんだか、ひねくれているのだか」
「前褒美をくれてやろうというに、そう不満そうな顔をするでない!」
時は連綿と流れ続ける。
不可逆の世界は同じに見えたとて、一瞬たりとも同じ形を保たない。
それは擦り切れた時間の彼方であり、そう遠くない未来でもある。
それは歩み続ける日々であり、今この瞬間でさえある。
君達の『物語』は――ここでも、或いは別のどこかでも、きっと産まれ続ける事だろう。
たかが三年の道のりは、世界にとっては瞬きの刹那かも知れない。
だが今を生きるならそれは久遠だ。
そこに生きる誰かは、何かは、紡がれてきたドラマは――三年の重みを忘れ得ない。
三周年、おめでとう。イレギュラーズ。
''※想起クエスト時代遡行装置アーカーシャ が発生しています!