……全く、益体もない。 ……折角、この国も少しはまともになったかと思えば…… 次は物の道理も分別もない賊徒共がこうまで増長するとは。 さて、これが賊共の単なる蛮行だけならばそう大きな問題にもなるまいが…… どうも、それだけではない何かを感じますね。
眩闇に身をやつしたとて、侮られたもの。 総ゆる理不尽を憎む私を雇いたい、等と愚挙の極み。 既に血に汚れた身。純潔の『正義』に拘る心算は無いが、さて……
※各地で砂蠍の動きが活発化しています。