「なーんかすっげー変な夢見てた気がするんだよなー」
「ボクも変な夢見たですよ」
「え? どんな? 俺はさー。前行ってたガッコみたいな所で何かメチャクチャやってたみたいな」
「ボクもなのです。ないないいんぽっしぶるしたり、ボクが増えたり。
あとバール振り回して皆さんを沢山やっつけた気がするのです」
ユリーカの言葉に亮は「何だそりゃ」と噴き出してみせる。
ガヤガヤと騒がしく活況。依頼を求める人の出入りは止まらない。
全くローレットは日常通りであり、その風景は普段と何一つ変わっていない。
その癖、今日も幾多のドラマが生まれ、二つとない時間は流れていくばかりなのだろう。
唯一つ。
「この『理事長より本校生徒に愛を込めて』ってのはなんなのです?」
気付けば届いていた差出人不明の郵便物の中身は空っぽで。
亮は「さあ?」と首を傾げて、ユリーカと顔を見合わせるばかりだった。
※何故かは知りませんが、全イレギュラーズのSPが1増加します!