『暗殺令嬢』リーゼロッテ・アーベントロート

 幻想の裏仕事を請け負う、第十三騎士団――通称『薔薇十字機関』の頭目です。
 ローゼンクロイツを家紋とする大貴族(の令嬢)で、幻想の重鎮、アーベントロート侯の名代。アーベントロート派の事実上のトップです。
 銀髪赤目。黒衣のゴシックを好み、外見年齢は十代半ばから後半にしか見えない小柄な美少女ですが、その異名の通りまず本人が魔術を駆使する最高級のアサシンです。
 父であるアーベントロート侯はもう何年も表舞台に姿を現しておらず、「暗殺令嬢に密かに殺されてしまったのだ」とも噂されています。
 その辺りもあって、公権力ではフィッツバルディ派の後塵を拝していますが、派閥武力は幻想随一の武闘派です。
 性格は享楽的で嗜虐的。綺麗な薔薇には棘がある、を地でいく女性です。
 実は案外情が深い所はあるのですが、彼女の特別な感情は大抵の場合、『好きな相手は苛めたがる』という悪癖に発揮される為、注意が必要です。


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