HP | AP | 物理攻撃力 | 神秘攻撃力 | EXF | 防御技術 | 特殊抵抗 | EXA | 命中 | 回避 | クリティカル | 反応 | 機動力 | ファンブル |
3210 | 802 | 249 | - | 23 | 61 | 50 | 13 | 23 | 16 | 5 | 4 | 4 | 10 |
再生80、【反】
・行動
防御集中+リジェネレート
攻撃集中+ブロッキングバッシュ
攻撃集中+アクセルビート
移動+飛翔斬
称号『星竜の稽古仲間』
記念品『安眠祈願』
●いねむりドラゴンは武舞台の夢を見る
混沌における最大級の闘技場『ラド・バウ』の観客席。
力試しに、あるいは名声の為に、日々命をも賭してしのぎを削りあう戦士達を応援しているイレギュラーズをたまたま見かけた『いねむりどらごん』カルア・キルシュテンが、話しかけてきた。
「……みんな、楽しそうだね」
そう、半分独り言のように呟きながらカルアはイレギュラーズの隣に座り、一緒に戦っている勇士達を眺めていた。体質なのか経歴故なのか理由は不明だが、いつも強烈な眠気に襲われたような表情のカルアではあるが、心なしか興味津々な様子で。
「……」
「……………」
「……え?」
そんな様子を見て考えたのか、あるいは軽い冗談か。自分とあそこで稽古がてら、軽い勝負をしてみないかと伝えてみれば、ゆっくりとこちらの方へと視線を移し――即座にその言葉に食いついた。
「……稽古、してくれるの?」
相変わらずそのまぶたは重そうだが、やっぱり興味はあったようだ。立ち上がり、護身用の槍を片手で軽々と握りながら、じっとこちらの方を見つめている。
カルアは直接的に感情を言葉にしていないが、明らかにイレギュラーズの誘いに対し乗り気のようだ。すごーく眠そうだけど、やると言ったら間違いなく本気でその馬鹿力を振るってくれるだろう。
稽古という名のエントリー。彼女もなし崩しにラド・バウの闘士となるのか。
……さて、どうする?
「……すごく、強いね。
戦ってくれて、ありがとう……また、よろしくね?」