無辜なる混沌(以下混沌と表記)は、本編舞台となる世界です。
理解されている範囲では一つの大陸が存在し、幾らかの島が見受けられます。又、大陸を俯瞰する上空に『空中庭園』―――神託の少女の神殿が存在します。
大陸の外は海(らしき水溜まり)が広がっており、特に大陸東部より続く遠海・外洋は『絶望の青』と称される超危険地帯でその先は完全な未踏地帯となっています。(もっとも、大陸西部は陸地自体が竜種や魔種と呼ばれる連中が跋扈する魔境・秘境であり、何処の外洋の先にしろ、何らかの発見があったという記録はないのですが……)
一説に混沌は常に変革拡大を続けているとも言われています。
世界西端の影の領域、東端の絶望の青の向こう。
はたまた何処か別の場所から繋がる先にも、別の何かがある可能性は否めません。
勿論、世界が丸い保証もありません。