覇竜領域デザストル(通称:覇竜)は大陸南方の山脈に拠点を置く竜種の領域です。国というよりは棲家といった方が適切でしょうが……
その危険性から人類未踏の地ともされ、地理に関してはほとんど分かっていません。
険しい山脈地帯が中心であり、その中では一部『亜竜種』という種族が住んでいるとはされていましたが、亜竜種とは土台存在の異なる上位竜種が多数観測されており、彼等を除く混沌の生命体は進んでこの山脈には近付きません。
竜は自身の認めた勇者にのみ力を貸すとされていますが、実際の所その観測例は殆どありません。
伝説や記録には極々稀に亜竜種ならぬ竜を従えた勇者の存在は記録されていますが、実際の所それが可能であるかどうかは定かではなく夢物語です。
練達の『R.O.O』では観測されたデータにより覇竜領域を元にしたフィールド『竜の領域』の探索が可能でした。
現実世界と同じく上位存在が多く存在し、危険を極める冒険となったようです
デザストルはそもそも国家とは言えない枠組みですが……亜竜種の里が幾つか確認されています。
その中でも特に大きいのは亜竜集落フリアノン。前里長は若くして亡くなり跡継ぎであった珱・琉珂が現在の里長です。
巨大な竜フリアノンが洞窟と合わさり出来た集落です。伝承では人と寄り添ったフリアノンが亜竜種を愛した結果、その骨を住処と定めたともされています。
亜竜種はほとんど外に出る事はありませんでした。里ではワイバーンやはぐれた竜種の赤子を人が関われる程度に育成、調教を行い共存を目指しています。
ワイバーンならば共存の芽はあるとされていますが、はぐれた竜種については里長達と親睦の深い『とある紳士』のみしか現在は育成や調教を成功させていません……。
tips!
強大な竜種達が支配するおそろしい地域です。
またいくつかの集落に亜竜種(ドラゴニア)達が暮らしています。フリアノン、ウェスタ、ペイトがイレギュラーズが容易に立ち入ることの出来る巨大集落として名を連ねています。
それ以外にも小集落が巨大集落の傍に点在していますが、どれも里に隣接しており遠く離れては居ないようです。
ローレットのイレギュラーズ達が踏破するまでは前人未踏の地であり、なんでも昔かの『伝説の冒険者』も命からがら逃げ帰ったとか。
https://rev1.reversion.jp/page/worldextra
巨竜フリアノンの尾は地中深くに埋まりラサにまで届くほどであったとされています。その尾に沿うように穴を掘り、ラサにまで繋げた安全なルートを『竜骨の道』と呼んでいます。
竜骨の道はラサに存在する竜信仰の里『隠れ里クスィラスィア』の民により隠され、一般の人々には入れぬようにされていました。
イレギュラーズはR.O.Oでの経験を活かし試練を乗り越え、クスィラスィアに到達し竜骨の道を使用できる許可を得た事で亜竜集落へと入ることが出来たのです(→シナリオ『<竜骨を辿って>隠れ里クスィラスィア』)
竜骨の道を通じ、クスィラスィアの民達の奉納によりラサの品々を覇竜領域に持ち込むことが多かったようです。
竜骨の道を利用できるのは限られた里長代行以上の存在のみであった為、多くの亜竜種は『外』について知りません。
フリアノン等の集落ではラサより持ち込まれた植物の種や限られた食物を利用する他、モンスターや獣の肉を主食でした。
衣服や文化流入はのんびりと行われており、武器類や装飾の類いは多く流入しましたが、その中でも数が少ないのは『紙』などであったそうです。
外の本などはありますが亜竜集落内では紙が限られているために覇竜領域らしい『本』などは余り多くは存在していません。
また、珱・琉珂を始めとした亜竜種らの命名は『物』や『立場』などから名付けられることが多く、漢字の姓を持つ家系は集落でも古い血筋であるとされています。
亜竜種は人間種に比べれば長命です(幻想種には劣ります)。その成長度合いは各個体によって違い、年老いて行かぬ幼い子供の姿での老年も有り得ます。
(亜竜種達は竜の因子があるとされているために、様々な寿命な成長度合いを見せるそうですが人種である以上の限界が存在しているようです)
外交はおろか、外との交流はほぼ取られていません。
極々稀に亜竜種の者が外に行くこともあったようですが……
しかしこの度イレギュラーズは、一部の里と縁を結ぶことに成功した様です。
これから先どうなるのかは完全に未知数となっています……
なし
なし
・『卵』を求めて
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/1661
・<Phantom Night2018>砂の都のフェアリィテイル
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/1129
大陸南方の山脈に拠点を置く竜種の領域。国というよりは棲家といった方が適切ですが。
亜竜種とは土台存在の異なる上位竜種が多数観測されており、彼等を除く混沌の生命体は進んでこの山脈には近付かない。
竜は自身の認めた勇者にのみ力を貸すとされていますが、実際の所その観測例は殆どありません。
伝説や記録には極々稀に亜竜種ならぬ竜を従えた勇者の存在は記録されていますが、実際の所それが可能であるかどうかは定かではなく夢物語です。