「キ・キ! 楽しい! 楽しい!
キ・キ・キ! お食事、お風呂、楽しむ人? なら、聞いてヨ! キ・キ!
(ステージ上部にぶら下がって模倣音波を放っている)」
「ヨキはん、ユールはん、楽しんではる?
ほら見て、綺麗なお星さまやわ!
うちもこういう所には憧れるわぁ……」
「うーん、いいお湯にゃあ。
え? 猫なのに?
うちは猫やけど風呂が嫌いちゅうわけやにゃいにゃあ」
「流石、伯爵と言えばいいのか……
芸術的な品ばかり。詳しい方に教えて貰えたらいいんですけど……
アルテナさんに教えてもらおうかな?」
「……ふぁ……ん……眠い。
ん……んー……んむ。
……けど、そろそろ食事の時間」
「フィー、大丈夫か? あ、バクルドのおっちゃんも準備はいいか?
よし、大丈夫だな。じゃあ早速……
一先ずの平穏と去りゆく今日に――乾杯だ!」