自然と一体化する事でより高度に世界と結び付き、独自の文化、魔術的繁栄を遂げた幻想種達の国です。
 大陸西部の迷宮森林が彼等の領域であり、信仰的価値と首都的意味を持つ大樹ファルカウを中心地としています。
 深緑を構成する種族は殆どが幻想種であり、異種は余り歓迎されていません。(幻想種自体が穏和であり、好戦的な性質を持たない為、完全に排他的という訳ではありませんが、彼等にとって重要な価値観とルールを軽んじればその限りではありません)
 他国に対しては余り積極的交流を持ちませんが、百数十年前から隣接する傭兵とは繋がりを持っており、緩やかな同盟関係と言える良好な関係を保っています。
 文化、価値観的に他国と隔絶した所がある為、信頼した少数の異種族に教えを乞う事も(知識を授ける事も)あります。
 国という勢力を構築してはいますが、縦の繋がりは比較的緩く、規模の大きな村といった風。大樹ファルカウは街をそのまま一つ飲み込める程の大きさを持つ始祖の霊樹であり、幻想種は古い時代にファルカウから生まれ落ちたものとする伝説があるようです。
 ファルカウの内部には多層構造に及ぶ首都が広がっており、さながらそれは塔のように積み重なった村々です。
指導者はリュミエ・フル・フォーレという幻想種です。長い紫色の髪をした女性で、混沌有数の大魔道。白と黒の大仰なローブに、金色に赤い宝石を嵌めたサークレットを額に付けています。美しく凛としていて泰然。年齢不詳ですが、混沌における大多数の存在よりも長命であると考えられています。
 深緑でPCが活動を行う場合、森を荒らす不埒者を追い払う他、使者として外部交渉に赴く等の依頼が考えられます。
 迷宮森林の中には旧時代の遺跡が多数確認されており、同時に手つかずのままになっています。
 彼等の信頼を十分に勝ち取れば、それ等を与えられる事もあるのかも知れません。

https://rev1.reversion.jp/backborn#

深緑(アルティオ=エルム)纏め1

 現在は不明が多い、平和的で少しばかり閉鎖的な幻想種の勢力圏。大樹ファルカウを中心に栄えた社会、文化は迷宮森林に守られており謎だらけ。外界とは隔絶されている傾向にあるが、例外的にラサとは多少の交流がある。信頼するラサの赤犬・ディルクの意向も受け、ローレットを受け入れる事を決めている。今後は依頼を受ける事もあるだろう。

出典元:これまでのお話。世界情勢変動。深緑(アルティオ=エルム)の項目より抜粋。
https://rev1.reversion.jp/page/story


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