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#author("2020-11-23T17:36:25+09:00","","")
#author("2020-11-23T17:54:59+09:00","","")
*[[ラド・バウ]] [#nb7d2873]
**URL [#p24bc5b1]
https://rev1.reversion.jp/arena/radbaw/view/65
**参加条件等 [#tc4b22bc]
[[セイバーマギエル]]のクリア
**敵ステータス [#k4acd447]
***『裁きの大門』ゼラー・ゼウス [#d7b12150]
|HP|AP|物理攻撃力|神秘攻撃力|防御技術|特殊抵抗|命中|回避|反応|機動力|EXF|EXA|CT|FB|追加効果|h
|12386|1456|物理攻撃力|神秘攻撃力|75|71|70|45|18||12|8|6|14|なし|
|12386|1456|511|86|75|71|70|45|18||12|8|6|14|なし|
***行動 [#fc37e9b4]
攻撃集中+[[落首山茶花]]
攻撃集中+[[デッドオアアライヴ]]
***備考 [#q1297a66]
【恍惚】の付与を最優先に行う。
【ブレイク】を持たないため【物無】で ほぼ無力化出来る。
**初回特別報酬 [#qb2abf7e]
称号『ラド・バウC級闘士』
記念品『ゼラーのメダル』
**勝利時会話 [#s07f06a1]
――ヴァイア! ヴァイア! ヴァイア!
最後の一撃が、ゼラーの兜を跳ね飛ばす。
立ちこめる煙の中、【PC名】は次の一撃をぴたりと止め――
――【PC名】! 【PC名】! 【PC名】!
――勝者ぁ! 【PC名】!!! 新たなC級闘士の誕生だぁ!!
鼓膜を劈くほどの歓声が脳髄を揺さぶっている。
会場が土煙と喝采に包まれる中で、【PC名】はただじっと、ゼラーの顔を見つめていた。
――勝者、【PC名】!
覚えているだろうか。【PC名】が初めてラド・バウへ向かおうとした日の事を。
酒に酔った一人の老人『仕立屋』アルドーが絡んできた時の事を。
――お前さんごときがラド・バウに挑むなんざ、六十年は早い!
そんな事を言われ、戦いを挑まれた記憶はあるだろうか。
アルドーはふらふらで、よぼよぼで、千鳥足の小さな老人だったのではなかったか。
仕方なくあしらった時、アルドーが【PC名】の実力を認めてくれたのは懐かしい想い出だ。
それからアルドーは【PC名】のファン一号を名乗っていたのだった。
――【PC名】! 【PC名】! 【PC名】!
驚いた【PC名】にゼラーは告げる。
「左様、ワシはお前さんのファン一号、アルドーじゃよ。よもや忘れてはおるまいな?」
未だ立ち上る土煙の中、そう言ってゼラー・ゼウス――仕立屋アルドーはクカカカと笑った。
肩で息するこの老人は、今や立っているのもやっとであろう。
「さすがワシが見込んだだけのことはある。見事なもんじゃわい」
まあ、それはどうでもいいけれど。
「これからお前さんが背負うことになるC級闘士の看板は伊達ではないぞ。じゃがな」
転げる兜を手にしたアルドーの目が鋭く光る。
「この先は死地よ。心しておけ」
ああ、分かっている。
この老人は対戦相手が、C級で戦う事の出来る――命を失わぬだけの技量を持つか測っていたのだ。
ずっと、ずっと、一人で守ってきたのだ。
格下いじめのゼラー・ゼウスは、命の門番だったのである。
「おれは、生きているのか……」
地に伏したヴァイアが、セコンドに支えられてゆっくりと起き上がる。
当たり前だ。殺そうとなどしていない。
「おれは、殺すつもりで貴様に挑んだ」
ぞっとする言葉だが、ヴァイアの性格は、格別に冷酷とも残忍とも言えない。
ただの職業闘士である。
【PC名】の事を、正真正銘の本気で挑まねば勝てぬ相手であると踏んだのであろう。
これは謂わば、不器用な賞賛なのだ。
素直に受け取っておこう。
少なくとも、良い試合だったことは観客と、そしてヴァイアの顔を見れば分かる。
土煙が晴れた時、目の前に立っているのは、アルドーではなく、やはりゼラー・ゼウスであった。
「汝、見事なり!」
ゼラーが仰向けにゆっくりと沈む。鎧がぶつかるけたたましい音が反響した。
割れんばかりの歓声と共に、【PC名】はリングを後にした。
「【PC名】っ! やったじゃない!!」
大きな帽子を跳ねさせて、駆け寄ったリーヌシュカが【PC名】の手を掴み、天へ掲げる。
その笑顔はきらきらと輝いていて。
目の前で壮大にネタバレされたリーヌシュカは、けれどとても嬉しそうだった。
**敗北時会話 [#j8256e4f]
**引き分け時会話 [#z42fed57]