ローレットにはそこに所属したり、依頼を斡旋される立場である時、必ず守らなければならない掟が存在します。
この掟に違反した場合、依頼の斡旋が行われなくなる等の罰則が架せられる可能性があります。
ゲーム的に言えば、依頼(シナリオ)に参加する上で絶対に守らないといけないルールと考えて下さい。
個々のキャラクター性によっては、主義主張の違う依頼等も多々あると思いますが、受諾した時点でその依頼の成功に尽力しなければなりません。
すべき事をした上でキャラらしい動き等を取る事は、成功に相反しないならば自由です。
又、意見を戦わせる場合も『その依頼に相応しい言動』の方を上位とし、『依頼色に相応しくない言動』は控えるように通達しています。(善行を行う依頼で過度に残虐な提案や行動をしたがったり、逆に悪行的依頼において過度に人道的主張を展開するのは『望ましく無い』としています。依頼を失敗に導く直接的行動に比すればこちらは厳罰になりませんが、度を過ぎた場合に限っては『依頼達成を非常に困難にしている』と見做された場合、処罰対象に成り得ます)
例:困っている民衆を助ける依頼を受けた場合
×:民衆を困らせるような事をする。虐める等の不適切な行動を意図的に取る。
◯:助けてはやるが高圧的な言動でのぞむ。(キャラ的に)嫌々やってる所がある。
例:誰かを暗殺する依頼を受けた場合
×:暗殺される人間に知らせる、庇う、計画を破綻に追い込む動き等を取る。
◯:暗殺は成功に導いた上で、ターゲットの巻き添えで関係ない人間に被害が及ぶ事を防ぐ。
基本的に同士討ちを禁止しています。
やむにやまれぬ事情がある、合理的判断でそうするべき、お互いに了承が取れている、作戦の一環である、等のレアケースに関しては都度判断されます。
仕事内容が対立するもの等があった場合は、依頼達成最優先のルールに従い、ローレットの冒険者同士で争う特例が適用される事もあります。
理由無く暴れ回る、貴人に手をかける等、ローレットが『庇い切れない』と判断するレベルの無秩序は禁止されています。
常識的範囲、ないしは多少逸脱する程度では『ギルド条約』の特権でカバー出来ますが、限度以上となった場合はその限りではありません。
もっとも、この項目に触れるような行為に及んだ場合は、ローレットならぬ公権力等の処罰を受ける可能性の方が高いとは言えますが……