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アーカディア・イレヴン
アーカディア・イレヴン
マクスウェルの言によれば、それは十一体存在するという。最上位の天使。熾天使級。何れも三枚一対(六枚羽)の特徴があるとされ、他の天使と一線を画す尋常ならざる強大な力を宿している。
だが人類を殲滅せんとした最上位指揮官個体である筈の一体は『人類軍』との戦いの最中に活動を鈍らせ、現在は沈黙中。理由は不明である。尚、二体目以降のアーカディア・イレヴンは2052年現在、人類は観測していない。
アーカディア・イレヴン
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【アーカディアI】
<wikiによるセフィロト解説>
ケテル(Keter、王冠と訳される)
第1のセフィラ。思考や創造を司る。数字は1、色は白、宝石はダイアモンドを象徴する。
惑星は海王星を象徴し、王の横顔で表される。神名はエヘイエー。守護天使はメタトロン。
同時に最後の剣として称されるマルクトと通じ合っている。(余談にて、セフィロトの図と解説あり)
<ロスアカのキャラの紹介>
マリア・テレサ。
涼介・マクスウェル曰く名前はマリアテレサ・グレイヴメアリー。
アーカディア・イレヴンなる天使集団の首魁であり、過去に敗退した相手と言う。
彼の目的は彼女を倒す事が唯一の目的であり、地球人類史の未来はそれに掛かっていると嘯くが……?
至高の熾天使。熾天使の中の王冠(ケテル)。
「無駄な努力がお好きなようで」
バルタザール「分からん」「うむ。やってみねば分からん。まあ、少なくとも言える事は――マリアテレサは怪物ミミが可愛い猫に見える程度には規格外という事だ。それが儂の戦斧を受け切れるものか、ひいてはこのゲイムを勝利するに値するものかどうかまでは分からんがな」
キャラ紹介
Master: YAMIDEITEI
【アーカディアII】
<wikiによるセフィロト解説>
コクマー(Chokhmah、知恵と訳される)
第2のセフィラ。数字は2、色は灰色、宝石はトルコ石を象徴する。
惑星は天王星を象徴し、至高の父と呼ばれ、男性原理を象徴する。神名はヨッド。守護天使はラツィエル。
<ロスアカのキャラの紹介>
「ああ、想定内です。私、『優秀』ですので」
Master: YAMIDEITEI
【アーカディアIII】
<wikiによるセフィロト解説>
ビナー(Binah、理解と訳される)
第3のセフィラ。数字は3、色は黒、宝石は真珠、金属は鉛、惑星は土星(※土星信仰も参照)を象徴する。
至高の母と呼ばれ、女性原理を象徴する。成熟した女性で表される。神名はエロヒム
。守護天使はザフキエル。
<ロスアカのキャラの紹介>
アレクサンドラ。
「あらあら!なんという事でしょう!」
バルタザール「面倒だな。単純な武力だけではない厄介さが否めない。」
キャラ紹介
Master: YAMIDEITEI
【アーカディアIV】
<wikiによるセフィロト解説>
ケセド(Chesed、慈悲と訳される)
第4のセフィラ。ケセドはゲドゥラーとも呼ばれる。
数字は4、色は青、金属は錫、図形は正四面体、宝石はサファイア、惑星は木星(※太陽の兄弟星。周期的に太陽と恒星として入れ替わる説がある。)を象徴する。
王座に座った王で表される。神名はエル。守護天使はザドキエル。
<ロスアカのキャラの紹介>
マーカス・シャトーペール。
騎士の衣服を身に纏った穏やかな青年。
「我が忠義が為に君達には死んで貰わねばならないのだ」
バルタザール「マーカスは……うん、分かり易い。強いが足りん。若い故、時が過ぎれば超える事もあるかもな。」
キャラ紹介
Master: 夏あかね
【アーカディアV】
<wikiによるセフィロト解説>
ゲブラー(Gevurah、峻厳と訳される)
第5のセフィラ。数字は5、色は赤、図形は五角形、金属は鉄、宝石はルビー、惑星は火星を象徴する。
天空の外科医と呼ばれることもある。神名はエロヒム・ギボール。守護天使はカマエル。
<ロスアカのキャラの紹介>
アレクシス・アハスヴェール。
「神託だ 首を垂れて 死にたまえ」
※五・七・五のリズムで読もう
バルタザール「小突けば飛ぶわ、うらなり如き。 ……お主とてその程度の自覚はあるのだろう?」
キャラ紹介
関連依頼群
「アハスヴェールの影」
Master: 茶零四
【アーカディアVI】
<wikiによるセフィロト解説>
ティファレト(Tiphereth、美と訳される)
第6のセフィラ。生命の樹の中心に位置している。
数字は6、色は黄、金属は金、惑星は太陽(※セフィロトでは太陽も恒星ではなく惑星と見なす)を象徴する。神名はエロハ。守護天使はミカエル。
<ロスアカのキャラの紹介>
リズ。
「エレガントに、よりスマートに。ふふっ……」
バルタザール「リズはまあ、子猫か。甘噛みに怒る王は小物過ぎる。」
キャラ紹介
Master: YAMIDEITEI
【アーカディアVII】
<wikiによるセフィロト解説>
ネツァク(Netzach、勝利と訳される)
第7のセフィラ。数字は7、色は緑、金属は銅、宝石はエメラルド、惑星は金星を象徴する。
全裸の女性で表される。神名はアドナイ・ツァバオト。守護天使はハニエル。
<ロスアカのキャラの紹介>
アマランス。
勝利ネツァクのセフィラを戴く、熾天使の一角。
悲しげに微笑む少女のような姿をしている
「――だからわたしがそうしないといけないの」
バルタザール「まあまあ。そこそこ程度には楽しめそうだ」
キャラ紹介
Master: pipi
【アーカディアVIII】
<wikiによるセフィロト解説>
ホド(Hod、栄光と訳される)
第8のセフィラ。数字は8、色は橙色、金属は水銀、惑星は水星を象徴する。
神名はエロヒム・ツァバオト。守護天使はラファエル。
<ロスアカのキャラの紹介>
ふたりの王国の王子と王女。それ以外は何もいらない。
リ=ル&エイ=ル
「ぼくとわたしの王国にきみたちなんていらないの」
バルタザール「リズはまあ、子猫か。甘噛みに怒る王は小物過ぎる。双子も同じだ。誰が子供に本気になるものかよ。」
キャラ紹介
Master: 洗井落雲
【アーカディアIX】
<wikiによるセフィロト解説>
イェソド(Yesod、基礎と訳される)
第9のセフィラ。アストラル界を表す。数字は9、色は紫、金属は銀、惑星は月(※セフィロトでは月も衛星ではなく惑星と見なす)を象徴する。
裸の男性で表される。神名はシャダイ・エル・カイ。守護天使はガブリエル。
<ロスアカのキャラの紹介>
ディオン。
夏っぽい服をきている男。笑みを浮かべているが何処かあやしい。
「おっと、いま目があったよね?俺と遊ぼうか?」
バルタザール「ディオンは危険な匂いがするのう。弱いが危険。」
キャラ紹介
Master: もみじ
【アーカディアX】
<wikiによるセフィロト解説>
マルクト(Malkuth、王国と訳される。最後の剣。)
第10のセフィラ。物質的世界を表す。数字は10、色はレモン色・オリーブ色・小豆色・黒の四色、宝石は水晶、惑星は地球を象徴する。
王座に座った若い女性で表される。神名はアドナイ・メレク。これを略したものが『AMEN(アーメン)』の語源。
守護天使はサンダルフォンとされるが、シェキナ(メタトロンと対をなす神の女性的顕現)であるとする意見もある。
<ロスアカのキャラの紹介>
ミミ。
「んなぁん♪」
バルタザール「うむ、アレが一番儂の眼鏡にかなう。怪物とやり合うのはどんな時代でも血が滾ろうというものよ」
キャラ紹介
Master: 愁
【???】
<wikiによるセフィロト解説>
ダアト(Da'at、知識と訳される)
ビナー「知恵」とコクマ「理解」が結びつく場所に「知識」が隠されていることから考えられた。
本来はセフィラではないが、隠された第11セフィラであるという説、または他のセフィラの完全体、第2、第4、第6、第5、第3セフィラの共有体という説もある。(図参照)
(惑星は)冥王星(2006年8月24日にチェコのプラハで開かれた国際天文連合の総会にて、太陽系の他の惑星よりかなり小さいので準惑星とされました)を象徴する。
他のセフィラとは異なる次元の存在であり、第1~3セフィラから構成される至高の三角とその下位存在を隔てている深淵(アビス)にあるものとされる。(図参照)
隠された意味は悟り、気づき、神が普遍的な物に隠し賢い者は試練として見つけようとした「神の真意」という意味である。
<ロスアカのキャラの紹介>
Master: YAMIDEITEI
(余談)セフィロトについて
生命の樹のこと。
『新約聖書』の「ヨハネ黙示録」より。
この生命の樹は天上にあり、キリストを信じ、迫害のなかにあっても信仰の道を守り通す者には、この樹の実(生命の実⇔知恵の実はクリフォト)にあずかる特権が与えられるといわれる。
参考に意味。
番号 | 名前 | 意味 | 領主 |
---|---|---|---|
0,00,000 | アイン、アイン・ソフ、アイン・ソフ・オウル | 無、無限、無限光 | 生命の樹の外周を満たす |
1 | ケテル | 王冠 | メタトロン |
2 | コクマー | 知恵 | ラツィエル(異音:ラジエル) |
3 | ビナー | 理解 | ザフキエル |
4 | ケセド | 慈悲 | ザドキエル |
5 | ゲブラー | 峻厳 | カマエル(異音:サマエル) |
6 | ティファレト | 美 | ミカエル(異音:マイケル) |
7 | ネツァク | 勝利 | ハニエル(異音:ハミエル) |
8 | ホド | 栄光 | ラファエル |
9 | イェソド | 基礎 | ガブリエル |
10 | マルクト | 王国 | サンダルフォン |
(11) | ダアト(異音:ダート) | 知恵+理解=知識 | (隠されているため、なし) |
- セフィロトの周囲は「無」で満たされており、クリフォトの周囲は「虚無」である。
- メタトロン&サンダルフォンは双子(セフィロト1と10)
- 本来ならばセフィロトは10➡9➡8➡(略、ブリアー(創造界)のいずれかにて隠された第11番セフィラ「ダアト」を知る必要がある)➡1の順に意識の次元の拡大を示している、人間は10の位置である。(ネクスト=次へ)
- これの順番を一筆書きで「雷」に例えることがある。また、堕天のことを「落雷」と表現するのは、逆順となる1➡10➡クリフォト➡クリフォトも10i➡1iへと数字を下っていくと雷の形で繋がることから。
- しかし、セフィロト3本の柱の図より、中心の柱である「均衡の柱」からはケテル(王冠)⇔ダアト(知識)⇔ティファレト(美)⇔イェソド(基礎)⇔マルクト(王国=人間、悪魔、物質世界)を直通して、意識の次元を上がることができる。マルクトが「最後の剣」とよばれる所以である。(アセンション=次元上昇)(ロスアカでは、ただ単にアーカディア1がアーカディア10のような単なる動物好きと言う理由ではないと思われる。それはそれで面白いからまぁいい)
ついでに「正位置(生命の樹)・逆位置(クリフォト)」でお馴染みタロットカードはここからきており、セフィラやそれぞれを繋ぐ経路にも名前がある。
占星術で用いるタロットカードのイラストは、雷や惑星そのものなど、生命の樹の意図するモノを入れることになっている。惑星大事、だって占星術だもの。(現代では省略したイラストも勿論多い)
3本の柱
セフィロトの樹を左・中央・右の3ブロックに分類したものをその見た目から「柱」と呼びます。
左の「柱」は「峻厳(しゅんげん)の柱」と呼ばれ、女性的/受動的な力を表します。
右の「柱」は「慈悲の柱」と呼ばれ、男性的/能動的な力を表します。
中央の柱は第9セフィラ「基礎」を持つ「均衡の柱」と呼ばれる柱です。
この柱は上に行くに従って上がっていく「意識の次元」を表していて、いわゆる「意識の拡大」は、この柱に沿って行われるとされています。
4つの世界
- アツィルト(流出界)
第1、第2、第3セフィラを結ぶ三角形に囲まれる部分を「アツィルト:流出界」と呼びます。
世界の創造の初めの部分に相当するこの部分は精霊的実在が形を顕す領域(要するに神がいる世界)とされ、神によって創造された人間の理想型である「アダム・カドモン(アダム)」が存在する「完全な世界」とされています。
「神聖」そして「火」の属性を持った領域です。
- ブリアー(創造界)
第2、第4、第6、第5、第3セフィラを結ぶ五角形に囲まれる部分を「ブリアー:創造界」と呼びます。
この五芒星の中心に上記5つのセフィラ「知恵・理解・慈悲・峻厳・美」を司る第11番のセフィラ「ダアト(知識)」があり、「生命の樹」の中に隠されています。
ここは大天使の支配下の世界であり、人間としてただ1つの存在だったアツィルトの「アダム」が無数の魂に分裂し、「個性」そして同時に「他者の存在」が生まれた領域とされています。
「霊」そして「風」の属性を持った領域です。
- イェツィラー(形成界)
第4、第7、第9、第8、第5セフィラを結ぶ五角形に囲まれる部分を「イェツィラー:形成界」と呼びます。
この五芒星の中心は上記5つのセフィラ「慈悲・峻厳・勝利・栄光・基礎」を司る第6のセフィラ「ティファレト(美)」です。
ここは天使の支配下の世界であり、分裂した魂が性別を持つ領域とされます。
アツィルトのアダム、ブリアーの他者の存在の流れから「性別を持つ」でピンと来た方もいると思いますが「エデンの園」はこの領域に存在するとされています。
「魂」そして「水」の属性を持った領域です。
- アッシャー(物質界)
第7、第10、第8セフィラを結ぶ三角形に囲まれる部分を「アッシャー:物質界」と呼びます。
この三角形の中心は上記3つのセフィラ「勝利・栄光・王国」を司る第9のセフィラ「イエソド(基礎)」です。
この領域では、魂だけだった存在が肉体と感情を持ちます。勝利・栄光・王国、いわゆる「人間」の世界です。
さらに「悪魔」も同時に存在し、人々と共存している領域とされています。
「体」そして「地」の属性を持った領域です。
(ロスアカではマシロ市側勢力は人間、堕天使、オルフェウスがいるのでここだと思われる。)
セフィロトでは、この「4つの世界」は別々に存在しているのではなく「同時に重なりあって存在している」ということを表しています。
そのため、人間(アッシャー)が第10番セフィラ➡第1番セフィラへと意識を拡大することによって、天使(イェツィラー)や大天使(ブリアー)、高位天使(アツィルト)からのメッセージを受け取るといったことが可能であるとされているのです。
更に、生命の樹の外周を満たし、ケテルに先行する神的なものとして、アイン(無)、アイン・ソフ(無限)、アイン・ソフ・オウル(無限光)という概念があります。
それぞれ0、00、000で表します。
逆にクリフォトは無の反対にあるもの、「数字のゼロ」=「無」⇔「虚無」=「虚数i」で表します。
虚数についてはクリファを参照。
これは意識を拡大していけば最終的には「無が生命の樹の周囲を満たしていながら、同時に流出してセフィラのケテルを創造した:神の領域」にまで到達できるということです
が、まさに「絵にも描けない」状態で人間には理解不能かつ表現不能な領域であり、「人間として存在している以上、到達不能である」とされています。
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