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『氷剣』ヴェガルドのクリア
HP | AP | 物理攻撃力 | 神秘攻撃力 | 防御技術 | 特殊抵抗 | 命中 | 回避 | 反応 | 機動力 | EXF | EXA | CT | FB | 追加効果 |
6950 | 2428 | 486 | 70 | 76 | 94 | 92 | 72 | 5 | 18 | 29 | 24 | 20 | 通常攻撃:【出血】 |
攻撃集中+デッドオアアライヴ
攻撃集中+リーガルブレイド
攻撃集中+SAG
攻撃集中+瞬天三段
主に瞬天三段とリーガルブレイドを使用し、距離を離すとSAG、稀にデッドオアアライブといった感じ。
今回はエヴァブレイド不在だが、瞬天三段の【スプラッシュ3】によって手数自体は変わらない。むしろ増えたくらい。【流血】こそなくなったものの、高いEXAとスプラッシュによる連続攻撃によって回避と抵抗が削られるうえ、そこから【乱れ】【崩れ】を付与してくるので危険。そうでなくともCTが高めなので そこそこの頻度で必中防技抵抗無視攻撃が飛んでくる。
機動力6以上なら引き撃ちが可能。APが尽きるまでは待機してこない。抵抗と回避は高めだがFBも高いので、【怒り】を付与すれば そこそこ一方的に殴れる。とはいえ前述の通り高EXAには注意。
もっとも、FBの高さは事故死確率の高さなので、何度か戦っていれば無対策でも いずれは勝てるかもしれない。
称号『リーヌシュカの敬愛』
記念品『リーヌシュカのボタン』
リーヌシュカの身体がラド・バウに跳ね、彼女は仰向けに倒れた。
歓声が静まりかえる。
無情なカウントがゼロに近づき、徐々に晴れる土煙の中で、彼女はついに立ち上がることが出来なかった。
――勝者! 【PC名】!
割れんばかりの怒濤がラド・バウを包み込む。
そのどれもが二人の健闘と共に、【PC名】の勝利を讃えていた。
「ねえ……褒めて。わたし、泣かなかったんだから」
くすりと微笑んだリーヌシュカは、天を見つめながらぽつりと呟く。
思えば【PC名】がリーヌシュカを打ち破った時に、彼女は泣きに泣いていた。
闘う事の出来た嬉しさと、あふれ出す憧れと、敗北の悔しさに耐えきれなかったのだ。
「今日は楽しかった。本当に楽しかったんだから」
けれど今日は、倒れた彼女から吐息のような笑い声が聞こえる。
「見て、【PC名】。月があんなに綺麗」
――好きよ、【PC名】。
リーヌシュカの剣が、首元でぴたりと止まる。
歓声が静まりかえった。
――勝者! セイバーマギエル・エヴァンジェリーナ!
割れんばかりの怒濤がラド・バウを包み込む。
そのどれもが二人の健闘と共に、リーヌシュカの勝利を讃えるものだ。
「ねえ……褒めて。わたし――」
リーヌシュカは言葉を切り、大粒の涙をこぼした。
「――やっとまた、【PC名】に追いつけたんだから」
まずは譲ったか。ずいぶん強くなったものだと、互いの健闘をたたえ合っていると、ふいに彼女は崩れるように膝を折った。
緊張の糸が弾け、さすがに力尽きたのだろう。
肩で息するリーヌシュカが、かすれた声で懇願する。
「また来てくれるでしょ」
無論、次はこちらが勝利する番だ。